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発達障害長女、初めての美容院

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アラフォーのわたしは時間とお金の節約かねて、断捨離したばかりの美容院ではありますが、逆に中学生になった長女には、美容院でカットをするという経験はむしろして欲しいと思っていました。

今まで、何ヶ月かに一回、母であるわたしがカットしていましたが、髪の量が多くなり、なかなか難しくなってきました。まあ、ロングで毛先をカットするくらいなら簡単だし、学校に行くときは校則もあり、髪を束ねてしまうので、スキルは気になりませんでしたが。

最近、お化粧や、スキンケアにも興味を持ちはじめたお年頃の娘。ボブヘアにしたいとのこと。

うちの長女は、発達障害ADHD、広汎性発達障害、スペクトラムだとか、軽い自閉症だとか言われます。幼児のときは、じっと座っていることも苦手だったため、わたしがヘアカットをしている間、長女がまっすぐ前を向くように、気を引いてもらう工夫をしていました。

小学生になってからは、わたしが美容院に行く時に連れて行き、美容院のイメージがわかるよう、場所に慣れるようにしていたのですが、わたしがカラーをするので時間が長くて飽きてしまい、さらにシャンプーをされているのを見るとなぜか怖がっていました。

そろそろ美容院で切ってみる?と、何十回言ったことでしょう・・すっかり諦めていました。

仰向けになって、布をかけられるのは怖かったのかもしれません。そんな長女には、うってつけの美容院を見つけました。カットだけやってもらえて1,300円のお店。シャンプーはなし。だけど、男性用の理髪店ではなく、若い女性のスタッフさんが多い、手軽な美容院。

10分以内ですっきりカットができました。娘にとってはジュースやらお菓子やら、気をつかう会話やら、雑誌やらの過剰なサービスは必要なく、短時間でそれなりに仕上げてくれる、だけど女性スタッフばかりの安心できる場所でした。

「わたし、静かにできたでしょ?」 

と、娘ははじめての美容院をご機嫌で体験することができました。無理やり連れて行ったのではなく、興味がわいたタイミングで、娘に負担のないサービス内容だったのが遅い美容院デビューを成功させたかなと思います。

今後も、毎回ではないかもしれませんが、美容院を利用するという選択肢ができました。ちょっとした成功体験を積めたので、美容院に対する不安はなくなったみたいです。

発達障害のある長女にとっても、もちろん普通に成長している次女にとっても、子供にとっては経験・体験がとても大事な時がありますよね。そういうことには、ほどよくお金も手間もかけていきたいと思っています。

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