スポンサーリンク
スポンサーリンク

発達障害長女と、子ども食堂に参加

スポンサーリンク

こども食堂、ご存じですか?最近よく聞くようになりましたね。

先日、菅田将暉さんと小松菜奈さんが結婚されて、二人が共演されていた映画「糸」も話題になりました。プライムビデオで配信されていたので、私も見てみたのですが、いい映画でしたよ。

小松菜奈さんが演じるヒロインは子供の時虐待を受けていたのですが、彼女の居場所となっていたのが近所のおばさんの食堂。無料で美味しい食事を食べることができて、大人になったヒロインは自分のことを心配してくれていたおばさんのところに会いに行くシーンがありました。

とてもいい映画だった。本当は、こども食堂がテーマなのではないだろうけど。血のつながりのない大人からの善意で、助けられて生き延びる人もいる。

なんというか、私は普段は会社員として会社の売上を上げるためにいかに生産性を上げるか、利益を上げるかを考えなければいけなくて。そこで得られた給料やボーナスは、いかに節約して、投資に回し、なるべくリスクを取りすぎないように増やしていけるか、数字とにらめっこの毎日。

そんな中で、つい育児にかける時間が面倒になってしまったり、効率を重視してしまいそうになるけど・・それは、違うはずなのに。

育児はとても非効率で、正解もないし、時間も手間もそれなりにかかる。だけど、子供とすごす時間はプライスレスだし、愛情に溢れた時間が理想なんだけど。

うちの長女は発達障害ADHD、広汎性発達障害、スペクトラムやら軽い自閉症だとか言われます。幼稚園、小学校からはしょっちゅう電話がかかってきました。トラブルを起こすこともあり、たくさん謝ってきました。

小学生の高学年になってからは、3ヶ月間不登校の時期もありました。長期休暇を経て、学校に少しずつ復帰できるようになりましたが。

そんな時に長女の居場所の一つになってくれたのは、発達障害の子が多く通う児童デイサービス。土曜、長期休暇のみの利用でしたが、学校の人間関係とは別の居場所があってよかったとおもいました。

今日は、長女の相談員さん(ソーシャルワーカーさんみたいな感じ)に紹介してもらった子ども食堂に参加してきました。調理から参加して、集まった子供たちと、ご飯を一緒に食べ、公園で遊びました。

長女より小さな子供達が多かったので、大人びた見た目の長女はまるでスタッフのようでした。皆、生き生きと楽しそうに遊んでいたので、「近所の子なんですか?」と聞いてみたら、「みんな、発達が遅い子だったり、不登校で生きづらさを感じている子たちですよ。ここではのびのびしてるんですが、学校に行くと辛い思いをすることが多いんです」との事でした。

そういった子がいる家庭は、親もリフレッシュをする機会が少ない場合が多いです。日曜日に子供を何時間かでもあずけられて、自分もリフレッシュすることができれば、少しは余裕が持てるようになります。

今となっては、学校に通うことができるようになった長女ですが、危うさを常に抱えていること、サポートがずっと必要であることは忘れないようにしたいて私も思い出しました。

長女は、子ども食堂で会った同世代の子と、LINE交換をしたみたいです。自分が等身大でいられる場所を、大切にしてほしいなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました