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バリュー投資!「新賢明なる投資家」上・読んでみた

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本日もこつこつママのブログにお越しいただき、ありがとうございます。アラフォー節約ママのブログです。二人の娘を育児の傍ら、資産運用を頑張っています。

さて、中学生の長女は絶賛期末テストの発表中。朝から提出物を片っ端から片付けていきます。わたしも、負けずに勉強をしていきたいと思います。読書ですね。

さて、本日の教材はこちら。かなり古い本になります。ウォーレンバフェットが師と仰いだベンジャミン・グレアムの本。何度か改訂されているようなので、新賢明なる投資家となっています。

2005年に初版となっています。かなり古いですが、一度読んでみたいなと思っていました。バリュー投資家、バフェットの基礎となった考え方です。

何度も改訂されているため、注約やら、説明書きでいろいろ書かれていますね。現在とは状況が違ってきていることも多いですが、普遍的なざっくりした部分だけ学んでいこうと思います。

この本で学んだこと。以下、抜粋になります。

賢明な投資家とは、株価が上がるとリスクがかなり高くなること、株価が下がるとリスクがかなり低くなることに気づいている。賢明な投資家は上げ相場を怖がっている。株を買うのに余計なコストがかかるからだ。逆に言えば、下げ相場は歓迎すべきなのだ。なぜなら、売られている株をまた買い戻すことができるからである。

グレアム曰く、上げ相場の終焉は悪い話ばかりではなく、財産を築くための安全な、健全な時期に入って来るらしい。ですが、長期にわたる下げ相場となるとなかなか難しいようですが。

2022.6.11現在インフレ退治がいまくいかず、アメリカでは利上げが予定より上がる可能性があります。リセッションの可能性が高くなりました。米国株・債券ETFホルダーの私も、日々ビビりながら資産運用を続けていきます。

ただ、いつ株価が底打ちするかもわからず、上昇に転じるかも誰もわからないのだから、完全に市場から退場することだけは避けて、資産運用をし続けることが重要だと理解できました。

また、ポートフォリオの年間リターンとして、持ち株回転率が高いトレーダーは、売買回数が少ないトレーダーに比べて手数料を払いすぎて、取引コスト差し引き後のリターンが大きく下がってしまうという調査がある。長期保有できる投資家こそが、インデックスファンドのリターンをかろうじてアウトパフォームできている。

これこそ、バフェットがやっている投資スタイルなんだろうな・・。

グレアムによると、投資とは次の三項目に注意を払って行わなければいけないそうです。

  • 株式を購入する前に、企業とその根幹をなす自事業の健全性を詳細に分析すること。
  • 多額の損失から慎重に身を守ること。
  • 並外れたパフォーマンスではなく、「適切な」パフォーマンスを望むこと。

欲の出し過ぎに気をつけるということでしょうかね。「完璧な防衛こそ立派な攻撃」だそうですよ。名言です・・それが一番難しいと思うんですけど。

ドルコスト平均法で、定額買付を行うことも推奨されています。積み立てNISAや、iDeCoで定額で買い付けているインデックスファンドは、ブレずに継続すべし!!と、改めて決意を固めました。

あとは、債券のリスクなんかも勉強になりました。わたしは長期債券ETFのBLVを持っていますが、高配当大型株達が比較的マイルドな株価の下げで止まっている一方、債券ETF が暴落して高配当になってきています。株式より比較的安全かな?と思っていたので、びっくりしましたね。

ただ、長期で見ると買い場になるのかなと思いながら、少しずつ買ってはいます。バリュー投資家、高配当株投資もですが、安くなって配当が高くなっている優良株・FTFを購入して、上がって来るのをゆっくり待つスタイルになるのでかなり根が必要になります。

すっかり上がりきってしまっているエネルギー株を買い増すことはできませんし。今年は随分と活躍してポートフォリオを守ってくれました。そろそろ、セクターローテーションかもしれません。

さて、この本はかなり難しいので、読んでいると何度も睡魔に襲われ、昼寝を挟みつつ読みました。全てを理解できたわけではないですが、要所要所、バリュー投資の真髄的なものを学べたと思います。

下も読めるでしょうか・・一応借りてきたので、チャレンジしてみまーす。

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