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山崎元「お金で損しないシンプルな真実」読んでみた

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さあて、FOMCが終わり、株価は下落が続いております。エネルギー株の強さにも陰りが見えてきました。セクターローテーションが、始まったようです。

次の注目セクターは、バイオ株か・・。(じっちゃまこと、広瀬隆雄さんの記事を読みました。)エネルギーセクター、もうしばらくは強いかなと思っていたのですが、少しだけわたしもポートフォリオを変更しようかなと思っています。

本日も、読書をしました。楽天証券でもおなじみの経済評論家、山崎元さんの本。山崎元さんといえば、一番有名な本は「詳しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください」などの著書でも有名ですね。

私も読みましたが、対話形式で、初心者にも読みやすい本です。

詳しいことは分かりませんが、お金の増やし方を教えてください。読んでみた、のページはこちら

今回の「お金で損しないシンプルな真実」では、買ってはいけない地雷リストなるものが本の最後についてあります。今回はとくに、その部分を中心に紹介したいと思います。

地雷1 毎月分配型の投資信託

税金面で不利。月ごとに分配金を受け取る時、その度に税金を取られる。複利効果が小さくなる。さらに、手数料が高く、年率1.5%を超えるような運用管理手数料を取るものが多い。さらに銀行や証券会社の窓口で購入すると、2〜3%の販売手数料がかかります。※手数料は0.5以上なら取られすぎです。

地雷2 外貨建て保険

外貨建ての保険商品は商品の構成が複雑な上、実質的な手数料が大変高い。為替変動リスクもあります。外貨での利率を円での利率と混同させるようなセールストークに注意。

地雷3 ラップ口座

通常は株式や投資信託は商品を売り買いするたびに売買手数料が発生するが、ラップ口座は手数料を最初に一括でとっておいて、その中で売り買いする。年率1%後半〜2%を超える手数料が発生する。さらに、投資信託を対象にするファンド・ラップならさらに運用管理手数料やら、追加で手数料がかかるなど、「コストが高く、中身が不透明」な商品である。

地雷4 株主優待

企業は少しでも効率よく利益を上げて、配当や再投資を行い、本業で株主に報いるべき!個人の投資家にしてみても、効率的に儲かる運用商品で儲けて、それを自由に使える方がメリットが大きい。

地雷5 無料相談

無料相談とは、セールスである。無料相談の担当者は、あなたを儲けさせるためではなく、自分や自分の所属する金融機関を儲けさせるために働いています。「相談相手」と「運用商品の購入窓口」はしっかり分けましょう。

地雷6 保険セールス

訪問型・窓口販売・知人からのネットワークなど、すべて注意。本当に必要だと判断する最小の保障金額分だけ、セールスマンを介さないネット生保などを利用すべき。

地雷7 販売系のファイナンシャル・プランナー

ファイナンシャル・プランナーことFPは、「販売系」と「非販売系」に分けられます。販売系のFPは生命保険の代理店や、証券会社の販売の仲介をしています。または、不動産会社から謝礼金を受け取って不動産を紹介するなど。当然、売りたい商品のセールスになる。FPに相談するなら、「非販売系」を選び、相談料を払って中立的な立場からアドバイスをもらうこと。

地雷8 銀行員

かつての銀行は預かったお金を貸付に回し、利ざやで稼いでいたが、今の低金利ではこのビジネスもでるが通用しなくなった。そのため、現在は投資信託や生命保険を売ることで「販売手数料」を稼ぐビジネスモデルにウエイトがかかっている。銀行には「銀行員と顔を合わせない形で利用する」のがベスト。

しっかり稼いで、増やして、さらに守っていく!守る大切さと難しさを実感しますが、知識はなによりの防衛策になりますね。これからも学びを続けていきたいと思います。

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