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次女は完璧主義で不登校〜その生きづらさを考える〜

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次女は、3ヶ月の不登校を経験し、その後も行ったり行かなかったりの登校しぶりをしながら小学校に通学しています。

児童精神科に診察も行って、検査やカウンセリングをお願いしたところ・・「完璧主義で、生きづらさを抱えている。いつもミスをしないよう緊張して生活している。」とのことでした。

不器用で、精神的にも発達の遅い長女に比べて、運動も勉強も、上手に器用にこなす次女。言葉遣いがややキツすぎる・・と思ってはいましたが、自信があるからの言動だと勘違いしてしまっていました。

いつも一緒にいるからといって、親が子供の特性をしっかり把握しているかどうかなんてわからない。わかりづらい特性をもつ子は、児童精神科にいくことで、ようやく把握できることもあるようです。

完璧主義な子供は、その性格特性からさまざまな生きづらさを経験することがあります。以下に、その生きづらさの一例を挙げてみましょう。

1. 過度なプレッシャー: 完璧主義な子供は自分に非常に高い基準を課すため、成績やパフォーマンスが常に完璧であることを求める自己プレッシャーを感じることがあります。これにより、ストレスや不安が増加する可能性があります。

2. 失敗への恐れ: 完璧主義な子供は失敗を避けるために新しいことにチャレンジするのをためらうことがあり、失敗を経験することへの恐れがあります。これにより、成長の機会を逃すことがあります。

3. 自己評価の低下: 自分に対して厳しい期待を抱くため、自己評価が低下し、自信を持つことが難しい場合があります。小さなミスでも自分を責めることがあります。

4. 過度な計画と時間管理: 完璧主義な子供は、すべてを完璧にこなすために時間の配分や計画を過度にこなすことがあり、ストレスや疲労を引き起こす可能性があります。

5. 他人との比較: 自分自身と他人を常に比較し、他人との差を気にする傾向があります。これにより自己評価が低下し、自分を過小評価することがあります。

6. 関係の影響: 完璧主義な傾向が人間関係にも影響を与えることがあります。他人にも同じ基準を求めたり、自己評価が低いままでいることで、人間関係に過度な圧力をかけることがあります。

これらの生きづらさを理解し、サポートや適切なアプローチを通じて、完璧主義な子供が健康的な方法で自己評価を高め、ストレスや不安を軽減できるよう支援することが大切です。

完璧主義な子供が失敗を恐れずチャレンジするために、親ができるサポート方法はいくつかあります。以下にいくつかのアプローチを示します。

1. モデルとして挑戦する: 親自身が新しいことに挑戦し、失敗しても前向きな姿勢を見せることで、子供に失敗は成長の一環と受け止めることができる良い機会となるでしょう。

2. 成功だけでなく失敗も称賛する: 成功した際だけでなく、チャレンジしたことや努力したこと自体を称賛することで、子供が成功だけを追求するのではなく、努力の価値を理解するようになります。

3. 失敗のポジティブな側面を強調する: 失敗から学ぶことや成長するチャンスを強調し、失敗を恐れるのではなく、挑戦の一環として前向きに捉えることを教えてあげましょう。

4. 目標を小さく分割する: 大きな目標を小さなステップに分けることで、失敗を恐れずに進めるようになります。小さな成功体験を重ねることで自信をつけることができます。

5. 挑戦する機会を提供する: 子供に新しいことに挑戦する機会を提供し、その過程で失敗しても構わないという環境を作ることが大切です。

6. フィードバックを肯定的に捉える: 失敗から得られるフィードバックを肯定的に受け入れ、次回の改善に活かす姿勢を育むようサポートしましょう。

7. 感情の共有と理解: 子供の感情を尊重し、失敗や挫折に対する感情を共有し、受け入れるサポートを行います。

これらの方法を通じて、子供が失敗を乗り越えてチャレンジする意欲と自信を育むことができます。

うちでもなるべく次女の心が折れないよう、もしくは折れてもまた立ち上がってチャレンジをする勇気を出せるように、サポートしていこうと思います。でも・・心のコントロールができない苦しみをぶつけられて、私も時々心が折れそうになります。

自分自身のサポートも、必要です!!

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