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発達障害・子供のメンタルヘルスと病院の付き合い方を考える

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うちの長女は発達障害ADHD、広汎性発達障害だとかスペクトラム、軽い自閉症だとか言われます。小学生の時に3ヶ月程度不登校を経験し、今は中学校の支援クラスに通っています。

次女は発達には問題がないとのことですが、完璧主義でこだわりが強く、心が折れやすいようです。こちらも3ヶ月の不登校を経験し、その後は行き渋りがまだあります。

長女は3歳から今までたくさんの病院に通い、転院したりで5ヶ所の病院に相談に行きました。3歳の時には小さいのではっきり診断はできないがおそらくADHDかな、と言われました。

そこからは特にその病院との付き合いがありませんでしたが、パニックを起こすため、虫歯の治療が近所の歯医者でできなかったことから、障害を持つ子の虫歯治療に特化した国立の病院を紹介されて、虫歯治療に通い始めました。毎月高速に乗って虫歯治療に通う日々。

治療自体は無料でも、交通費や時間がかかりました。せっかくなので、国立の病院の発達外来で訓練を受けさせていただくことになり、毎月SSTソーシャルスキルトレーニングなどにも通うことになりました。

一年間の訓練を終えて、その後は転院して別の発達外来へ。3つ目の病院は、高速に乗る必要はありませんでしたが、車で40分くらいかかる病院。カウンセリングがメインで、親の接し方を変えるペアレント・トレーニングが中心でした。診察に行ったあと、何日か私は長女にすごく優しくできた・・気がします。なかなか続けるのは難しいですけど。

4つ目の病院は、ADHDの投薬治療を中心とした治療を始めました。長女の不登校が始まり、不安も強く出ていたため、他の薬を併用することもありました。現在も通っている開業医のメンタルクリニックです。

5つめの病院は、国立の病院の児童精神科です。その病院とつながっている、支援学校に通う可能性を考えて3ヶ月に1回通っています。ただ、私がフルタイムの仕事を続けるために毎月は通えず、18時以降に飛び込める4つ目の開業医のメンタルクリニックにも通い続けており、使い分けている感じです。

長女は3度転院し、2つの病院に通っていますが、それは長女だけの理由ではなく、通い続けるために、つきそいの私が仕事を続けながら通える環境をえらんでいるからでもあります。

発達障害を持つ子やメンタルヘルスに問題を持つ子の病院の付き合い方についてのアドバイスを以下にまとめてみましょう

1. 信頼できる専門家を選ぶ: 適切な病院や医師を選ぶことが大切です。専門的な知識や経験を持つ専門家を見つけ、子供のニーズに合った治療や支援を提供してくれるか確認しましょう。

2. 情報を整理して準備する: 診察やカウンセリングに行く前に、子供の状態や症状に関する情報を整理しましょう。症状の具体的な事例や日々の変化を記録しておくことで、専門家に的確な情報を提供できます。

3. オープンなコミュニケーションを保つ: 専門家とのコミュニケーションはオープンであり、遠慮せずに質問や懸念を伝えることが大切です。治療の選択肢や進捗状況についての詳細な説明を求めることで、子供の状態を理解しやすくなります。

4. 治療計画の共同作成: 専門家と共に治療計画を作成しましょう。子供の目標やニーズに合ったアプローチを検討し、治療の目標や進行についての合意を得ることで、効果的な支援が可能です。

5. 連携を大切にする: 病院の治療だけでなく、学校や家庭との連携も重要です。学校の教育者やカウンセラーと情報を共有し、連携して子供をサポートする体制を築くことが大切です。

6. 子供の意見を尊重する: 子供が年齢に応じて、自分の状態や治療に関する意見を伝えられるようにすることも大切です。彼らの意見を尊重し、治療の選択に参加する機会を提供しましょう。

7. 柔軟性を持つ: すべての子供は異なるニーズを持っています。治療計画が変更されることもあるかもしれませんが、柔軟に対応し、最適なサポートを提供するよう努めましょう。

病院の付き合い方は子供の個別の状態やニーズに合わせて調整されるべきです。専門家と協力して、子供の健康と幸福を最優先に考えることが大切です。

また、発達障害の治療や通院は終わることはあまりなく、特に問題がなくても定期的に相談に行けるように次の予約を入れておくのが鉄則です。初心となると3ヶ月以上待つのも当たり前です。

そのため、サポートする側にとっても無理のない通院となるように、工夫するのも必要かと思います。

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